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わかりやすい洗濯をする前の基礎知識(漂白剤について)
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洗濯せんたくをするまえ基礎知識きそちしき漂白剤ひょうはくざいについて)

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・必ず、タグなどについている「取扱い表示」を確認する
・つけ置き漂白する場合は、漂白剤に記載されている時間を守りましょう
ポイント!

漂白剤は、シミや汚れを分解して落としやすくしたり、除菌する効果もあります。

そして、漂白剤は主に塩素系と酸素系の2種類があります。素材や用途、目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。

また、金属部分(ファスナー、ホックなど)がついてるものや、素材に金属染料がされているものは、漂白剤は使用できません。

なお、色柄物やデリケートな素材等を漂白する場合は、漂白する前に目立たない部分で試して、色落ち等しないか確認してから使用しましょう。

使用の際は、漂白剤に記載されている用途や注意事項、使用条件などを守りましょう。

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<がんこな汚れには、つけ置き漂白が効果的>
漂白剤は、冷たい水よりは、ぬるま湯のほうが、早く効果がでやすいです。
ただし、タグなどについている「取り扱い表示」を確認し、であれば40℃以下のぬるま湯、であれば30℃以下のぬるま湯を使い、衣類等がしっかりと水につかっている状態にしましょう。
「取り扱い表示」に書いてある温度以上になると、素材が傷んだり、色落ち等することがあります。
つけ置き漂白時間は、漂白剤に記載されている時間を守りましょう。
つけ置き後は、漂白成分が残らないよう水で十分にすすぐか、他の衣類等とは分けて洗濯をしましょう。
ひよこ
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(表)漂白剤の使い分けの目安

漂白剤の種類
塩素系

酸素系

粉末
液体

主成分

次亜塩素酸ナトリウム
過炭酸ナトリウム
過酸化水素
特徴
使えるのは白物の
みで、素材も限ら
れている。     
基本的に白物や色柄物
に使えるが、使えない
素材もある。        
白物や色柄物に使える。
(毛・絹に使用できるも   
のも多い。)          



洗えるものの目安


白物
色柄物
×
〇(※)
毛・絹
×
×

(※)漂白力が強いので、衣類の色が落ちやすいデメリットがあります。

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「塩素系漂白剤」と「酸性タイプの洗浄剤」が混ざると、有害な塩素ガスが出て危険です。
また、「酸性タイプの洗浄剤」だけではなく、食酢やアルコール等と混ざった場合も塩素ガスが出て危険です。
必ず、使用の際は、漂白剤に記載されている注意事項、使用条件などを守りましょう。
白背景
混ぜるな危険!
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更新:2022年3月24日