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からだにうれしい野菜の力 基本編(キャベツ)日本食品標準成分表2015年版(七訂)に対応
<キャベツ>
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     ボタン1 春キャベツと冬キャベツの選び方のコツ     ボタン2 美味しさを長持ちさせる保存方法のPOINT     ボタン3 知って納得!ビタミンUとイソチオシアネートの効果     ボタン4 生・ゆでる・炒める、それぞれの栄養と食べ方の豆知識


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Part1 選び方のコツ 冬キャベツ、葉の巻きが密でしっかりしていて、大きさのわりに、重みのあるもの。春キャベツ、葉の巻きがゆるく、ふんわりとしていてやわらかく、みずみずしいもの。葉の緑の色が濃く鮮やかで、葉脈がはっきりしていて、全体にツヤとハリがあるもの。切り口が乾いてなく、みずみずしいもの。また、割れたり、変色したりしていないもの。
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part2 保存方法のPOINT 冷蔵庫と冷凍庫
丸ごとの場合は、芯をくり抜いて、水を含ませたキッチン
ペーパーを詰め、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存すると、
鮮度が長持ちします。
使うときは、カットして使うのではなく、使う分だけ外側
の葉から順にはがして使うと長持ちします。
また、キッチンペーパーは細菌の繁殖を防ぐために、2日
に1回は取り替えるようにして下さい。
 
カットした場合は、ラップでしっかり包
み、冷蔵庫で保存しましょう。
すぐに使わない分は、生のまま使いやすい大き
さや使う目的に合わせてカットし、サッと水洗
いし、水けをよくふきとります。
そして、小分けにして保存袋に入れて冷凍して
おくと、使うときに便利です。
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part3 知って納得! ビタミンUとイソチオシアネートの効果
キャベツはビタミンCが豊富なことで知られていますが、キャベツに含まれている栄養
成分で特徴的なのがビタミンUです。
ビタミンUはキャベツの絞り汁から発見されたこともあり、別名キャベジンとも呼ばれ
ている水溶性のビタミン様物質です。
ビタミンUには胃腸の粘膜組織を作り、傷ついた組織を治す働きや胃潰瘍や十二指腸潰
瘍の予防にも効果があるといわれており、胃腸薬の成分にも使われています。
また、キャベツには細胞が壊れることによりイソチオシアネートという成分が生成され
ます。このイソチオシアネートには「がん」を予防する効果があるといわれています。
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part4 知って納得! 生・ゆでる・炒める、それぞれの栄養と食べ方の豆知識と食べ方のポイント

主な栄養成分(可食部100g当たり)

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エネルギー

炭水化物

食物繊維総量

ミネラル





ビタミンA

ビタミン

ナトリウム

カリウム

カルシウム

マグネシウム

リン

レチノール活性当量

ビタミンK

葉酸

ビタミンC

23 kcal

5.2 g

1.8 g

5 mg

200 mg

43 mg

14 mg

27 mg

4 μgRAE

78 μg

78 μg

41 mg

<参考>   糖質 ・・・・・・・・  3.4 g

ビタミンUやビタミンCをとるには、千切りキャベツやサラダ、ジュースのような生食がおすすめですが、胃の弱い人は繊維質が消化の負担になってしまうので、煮汁もいっしょにとることができる、みそ汁やスープがおすすめです。

主な栄養成分(可食部100g当たり)

・・・・・・・・・・・

・・・・・・

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・・・・・

食物繊維総量

ミネラル


ビタミンA

ビタミン

カリウム

カルシウム

レチノール活性当量

ビタミンK

葉酸

ビタミンC

2.0 g

92 mg

40 mg

5 μgRAE

76 μg

48 μg

17 mg

<参考>   糖質 ・・・・・・・・  2.6 g

ビタミンUやビタミンCなどは、ゆでると水溶性のため、水に溶け出てしまうため、栄養が溶け出した煮汁もいっしょにとることができる、みそ汁やスープ、煮込み料理がおすすめです。

主な栄養成分(可食部100g当たり)

・・・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・

・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・

食物繊維総量

ミネラル


ビタミンA

ビタミン

カリウム

カルシウム

レチノール活性当量

ビタミンK

葉酸

ビタミンC

2.2 g

250 mg

53 mg

7 μgRAE

120 μg

130 μg

47 mg

<参考>   糖質 ・・・・・・・・  3.7 g

火を通すと、量もたくさん食べれるようになりますが、加熱しすぎると栄養が失われてしまうので、炒める際はさっと火を通す程度にしましょう。

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更新:2017年7月10日

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